地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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投2019-0074

発表論文 レーザ・アニールを用いた二層構造レーザ・アニールを用いた二層構造スーパーステンレス鋼皮膜の開発
発表者名 足立 振一郎
掲載誌/掲載箇所

天田財団助成研究成果報告書2019
2019 Vol.32

発表日

2019/12/2

概要


大気中においてステンレス鋼を溶射すると、溶射皮膜中に酸化物ラメラー層が形成される.この皮膜にレーザを照射し、再溶融することで、酸化物ラメラー層が皮膜表面に凝集する.クロムを多く含有するオーステナイト系ステンレス鋼では、クロムと鉄の酸化物を主成分とする酸化物層が形成することで、皮膜特性を改善できる可能性がある.そこで、ファイバーレーザと半導体レーザを用いて、ステンレス鋼溶射皮膜の再溶融および酸化物層の形成に及ぼす効果を検討した.その結果、半導体レーザで処理した方がファイバーレーザより、酸化物層の硬さが高くなることを確認した.また、SUS304を基材とする溶射皮膜において、半導体レーザで再溶融処理することで、耐腐食性の向上が認められた.