地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

文字の大きさ

ヘッダーメニュー
メニュー

文字の大きさ

投2019-0013

発表論文 Electrical tree suppression mechanism using anthracene and tetracene
発表者名 ○岩田 晋弥、他
掲載誌/掲載箇所

電気材料技術雑誌
28, 5-11 (2019)

発表日

2019/11/20

概要


電気トリーは高分子材料の電気絶縁劣化の一因であり、その抑制は材料や製品の長寿命化や信頼性の向上という観点から重要である。抑制方法として種々の添加剤の導入が試みられている。本研究では、これまでに提唱されている紫外線吸収剤(アントラセンおよびテトラセン)に着目し、電気トリー抑制作用の一因である紫外線吸収特性や分子の凝集性について、計算機シミュレーションを用いて検証した。分子の電子状態等の特性は密度汎関数法による量子化学計算で導出し、分子の凝集性については分子動力学シミュレーションを使用し評価した。その結果、アントラセンが、テトラセンと比較しより強い電気トリー抑制効果を有することが示唆された。