地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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投2019-0040

発表論文 Enhancement of the bending strength of I-shaped cross-sectional beam of CFRP by dispersing cellulose nanofibers without hydrophobic treatment on the surface
発表者名 ○片桐 一彰、山口 真平、園村 浩介、尾﨑 友厚、内田 壮平、根津 将之、武村 守、吉岡 弥生、他
掲載誌/掲載箇所

Mechanics of Advanced Materials and Structures

発表日

2019/7/27

概要


"炭素繊維強化樹脂(CFRP)は、航空機や自動車の部材、スポーツ用品から、一般産業用として需要の増加が予測されている。しかし、CFRPの製造には鉄やアルミニウムの製造よりもはるかに多くのエネルギを要し、CO2排出量も多い。これらの削減に向け、自動車の塗装法である電着を応用した製造方法を開発してきた。この電着を用いたCFRPの製造方法においては、天然木材から生成され、強度に優れるセルロースナノファイバーを添加することができ、CFRPを強化できることが判明した。持続可能な資源を適用することでCFRPを強化できることは、CFRPの節約になり、環境に優しい材料に近づく。本論文では、試験片レベルでセルロースナノファイバーの適切な塗布量(添加量)を決定し、I型断面梁に適用して、強度が予想されたように向上することを確認した。 【この論文はセルロースナノファイバー分散液を塗布するもので、セルロースナノファイバーを添加する研究の最も初期の手法である。後に、セルロースナノファイバーのシートを貼り付けた方が強度向上は著しいことが判明しており、その論文の方が先に受理されている。また、本論文の実験について、有限要素解析によるセルロースナノファイバーの効果な定量的確認も行っているが、発表済みである】"