地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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投2018-0071

発表論文 Microstructures of Cemented Carbide Dipped in Molten HIgh-Chromium Cast Iron
発表者名 ○柴田 顕弘、武村 守、松室 光昭、他
掲載誌/掲載箇所

Materials Transactions
Vol. 60, No. 6, 2019, 1011-1017

発表日

2019/05/25

概要


高クロム鋳鉄は、超硬合金を鋳ぐるむことで耐摩耗性がより向上する。これまでの報告では、接合界面が主な調査対象であり。超硬合金のミクロ組織に関することはほとんど報告されていない。本研究では、高クロム鋳鉄による鋳ぐるみが超硬合金のミクロ組織に及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。鋳ぐるみによって、超硬合金の均一な焼結組織が、超硬合金、拡散層及び反応層の三層構造及び矩形粒子に変化することが分かった。この拡散層の硬さは、超硬合金よりも約30%低下しており、本来超硬合金がもたらす耐摩耗性が低下していると考えられる。拡散層の厚さを薄くすることで、耐摩耗性がより向上することが示唆された。