地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2019-0211

発表題目 Cr-C合金めっきの鉄鋼材料に対する摩擦摩耗特性および熱処理条件の影響
発表者名 ○林 彰平、長瀧 敬行、中出 卓男
発表会名 第21回 関西表面技術フォーラム
発表日

2019/11/22

概要


Cr-C合金めっき皮膜および硬質Crめっきの鉄鋼材料に対する摩擦摩耗特性について、熱処理の影響をSUJ2鋼球との往復摺動試験により評価した。Cr-Cは熱処理なしでCrより摩耗量が少なく、Cr-C熱処理600°Cでは摩耗が非常に少なかった。一方、Crめっきでは熱処理により摩耗量が大幅に増加した。金属同士の摺動による凝着摩耗の影響を検証するため、熱処理時の酸化皮膜を残した試料についても試験を行ったところ、低い摩擦係数を示し、「Cr-C 熱処理600°C、酸化皮膜あり」の試料は摩耗が認められなかった。以上より、鉄鋼材料に対するCr-C合金めっきの耐摩耗性はCrめっきより高く、適切な熱処理により著しく向上することがわかった。