地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2019-0210

発表題目 鉄鋼材料に対するCr-C合金めっき皮膜の摩耗特性に及ぼす表面状態の影響
発表者名 林 彰平
発表会名 第132回関西金属表面処理若手研究者連絡会議(KYMFES)例会
発表日

2019/11/18

概要


Cr-C合金めっき皮膜の鉄鋼材料に対する摩擦摩耗特性について、他種の皮膜との比較、熱処理の影響および酸化皮膜の状態の影響についてSUJ2鋼球との往復摺動試験により評価した。Cr-Cは熱処理なしでCrより摩耗量が少なかった。600°Cで熱処理すると摩耗が非常に少なくなったものの、CrNおよびTiNと異なり、皮膜硬さが相手材より非常に高い場合でも摩耗による凹みが認められた。熱処理時の酸化皮膜を残した試料についても試験を行ったところ、低い摩擦係数を示し、CrNおよびTiNと同様に摩耗が認められなかった。以上より、鉄鋼材料に対するCr-C合金めっきの耐摩耗性はCrめっきより高く、適切な熱処理により著しく向上することがわかった。