地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2019-0177

発表題目 タイルカーペットから放散される2-エチル-1-ヘキサノールの測定
発表者名 喜多 幸司
発表会名 令和元年度産業技術連携推進会議ナノテクノロジー・材料部会 繊維分科会 近畿地域繊維担当者会議
発表日

2019/11/7

概要


昨年、厚生労働省シックハウス対策協議会において、2-エチル-1-ヘキサノール(2E1H)の指針値追加が検討された。2E1Hは、塩化ビニルの可塑剤であるフタル酸ジ2エチルの加水分解物として、塩化ビニル製品から放散されることがあり、タイルカーペットのバッキング材(裏面)は、塩化ビニルであるため、放散の現状を把握することにした。国産の代表的タイルカーペット2種について、居室空間に近い26m3チャンバーで2週間にわたり測定した結果、密閉5時間後の空間濃度は、濃度指針値案(130μg/m3)を超過したが、換気1日で濃度指針値案を下回った。つまり、建築基準法で設置義務がある換気回数0.5回/hの能力を持つ設備が、正常に稼働すれば問題ないことが確認できた。