地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2019-0165

発表題目 誘電率測定における温湿度影響の評価事例
発表者名 伊藤 盛通
発表会名 産業技術連携推進会議 知的基盤部会 第24回電磁環境分科会及び第29回EMC研究会
発表日

2019/10/10

概要


樹脂試料の誘電率について温湿度依存性を測定した。恒温恒湿槽内に設置した空洞共振器を用いて、セラミックフィラーを混練したPTFE試料の誘電損失を測定し、以下の結果を得た。(1)(温度一定)湿度により誘電損失が大きく変化した。(25 °C一定、30 %RH→90 %RHでtanδは0.0005→0.002) 。(2)(湿度一定)50 %RHで温度により誘電損失が低下した(25 °C→60 °Cでtanδは0.001→0.0005)。SEMとFT-IR測定も組み合わせて検討した結果、セラミックフィラーの水分吸収が大きく影響しており、温度によってその水分吸収量と放出量のバランスが変わるモデルで説明できると考えた。