地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2019-0030

発表題目 ステンレス鋼に対するプラズマ窒化・浸炭処理のさらなる低温化
発表者名 榮川 元雄
発表会名 日本熱処理技術協会第87回春季講演大会
発表日

2019/5/30

概要


"SUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼に対して400°C程度でプラズマ窒化・浸炭処理を施すと、最表面に厚さ数μm程度の硬化層(S相)を形成することができます。プラズマ処理温度が高いほど厚い硬化層を形成することができますが、耐食性が劣化する欠点がありました。 硬化層の厚さを重視しない用途への適用を視野に、プラズマ処理温度のさらなる低温化による耐食性劣化の極小化を検討した結果、350から380°Cで窒化・浸炭することにより表面硬さを維持しつつ耐食性を改善することに成功しました。医療用機器等への応用を目指し、プラズマ炉での追加処理による耐食性の改善を検討しています。"